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  • GLACI は、現在準備中です。

    2020/03/12 13:15

    こんにちは!
    今回は海外ファッション、美容とは関係ない私の出産記録をシェアしたいと思います。
    私にとって人生最大のビッグイベントであり、少なからず私が発信する情報が役に立てばと思っております。
    日本での出産経験はありませんが、同時期に妹の出産もあるのでかなりタイムリーな比較ができると思います。
    今回記載する内容は、経験談、又は私の医師の指導に基づく提案でしかないので、参考までにとどめておいて下さい。

    出産当日

    先日2月28日にロサンゼルスにて男の子出産しました。名前はFinley(フィンリー)といいます。



    少し大きめだったので、私のかかっている産婦人科医から出来たら早めに産んでほしいと言われたので、予定日の1週間ほど前から毎日3時間ウォーキング(正直一日1.5−2時間が限度でした)と子宮口を開くまでに毎晩SEXしなさいと言われました(笑)
    予定日の2日前でも子宮口が全然開いておらず、ちょっと焦りました。
    この頃は手足のむくみ鼻詰まりひどく、文句言ってましたが出産後の苦痛体感した今思えば不調とも呼べないようなものだと思います。
    そして27日の22時頃、軽い生理痛のような違和感を感じ始めました。陣痛だと確信してからは間隔を測っていき、7分間隔が5分になりそうなところで、車で5分離れた病院に向かいました。
    その時は結構話すのも辛いほどの痛みがありました。陣痛の有無子宮口開きぐらいを確認してもらい、Okが出たので、分娩する個室に移動しました。病院に到着した時点で子宮口4センチ開いており、初産ということもあり褒められてちょっと嬉しかったです(笑)

    無痛分娩のはなし

    私の周りの人たちは、39年前に長女を出産したお義母さんも含め全員Epidual Anesthetiaという下半身のみの麻酔の無痛分娩で出産しています。日本では未だに自然分娩が主流なのは驚きです。
    麻酔は脊髄に打たれるのでとても怖かったですが、麻酔打つ際の痛みはさほどなかったです。麻酔が効いてきたら下半身の感覚がほぼなくなりますが触られている感覚や、赤ちゃんが下がってきている感覚はあります。麻酔はお産が終わると同時に切られます。
    私の意見では、お産の痛みは経験したほうが良いなどと言うアホな精神論は無視してさっさと打ったほうがいいと思います。結局子宮口が開くまでは痛みを我慢しなければいけないし、産後も体の至るところが痛みます。
    分娩中も体力を温存しつつ出産の瞬間に備えることが出来るので、無痛分娩にして良かったです。実際、痛みが去ったあと子宮口が開ききるまで少し寝れたし、スマホで買い物も出来るくらいに余裕がありました(笑)

    私の場合、病院に着いた時点で子宮口が4cm開いていたので下半身麻酔をするかすぐに聞かれました。それから数時間の間、チェックに入るナースの人に入れ代わり立ち代わり麻酔をするか聞かれました。でもなぜか私は麻酔を打ってしまうとお産が長引くと勝手に思っていたのと、脊髄に麻酔を打たれるのが怖かったのとで痛みを限界まで我慢しました。
    後ほどナースに麻酔を打つと骨盤が緩むので赤ちゃんが出てきやすいと言われました(ほんとかどうかはわかりませんが)

    出産前、産後の体の状態
    出産前は鼻詰まり、手足のむくみ等がひどく、結婚指輪が入らなくなってしまいました。でも今思えば、産前の不調は大したこと無かったように思います。
    産後は、比べ物にならないほどの足のむくみが2-3日続きました。お産の時の痛み、子宮が収縮するときの痛み、それから体中に蕁麻疹出来てしまいました。産後のほうが想像以上に大変でした。

    ペインマネージメント
    アメリカでは大抵普通分娩なら48時間で退院させられます。早く普通生活に戻した方が回復が早いという医学的根拠かららしいです。
    私も2日で退院したのですが、Finleyは抗生物質を打つため1週間入院でした。
    出産後翌日から違うフロアの新生児病棟に3時間おきに母乳をあげに通いました。ナースから”痛み止めが必要なら言ってね”言われていましたが、まだ麻酔が抜けきっていない私は、点滴押して歩いて新生児病棟に行きました。母乳をあげ終わり帰ろうとすると
    麻酔が抜けて切って全身に痛みが来て結局車椅子で病室まで送ってもらいました。
    出産後子育てを始めるにあたって、痛みのケアをすることはとても大切です。

    痛みの辛さランキング

    1位. 陣痛
    自然分娩する人ほんとに尊敬します。どうせ麻酔を打つなら一回目に聞かれた時点でお願いすれば良かったです。

    2位. 出産の瞬間&会陰の縫い合わせ
    赤ちゃんを押し出す際は麻酔をしていても陰部にキリキリする痛みがありました。切開はしませんでしたが、麻酔が切れたあとのチクチクする痛みが苦手で大分辛いです。まともに歩けないし座るのもトイレ行くのもつらい…

    3位. 授乳
    母乳やり方なれないころは乳首の痛みとの戦いでした。また、母乳が出だした頃胸がすごく張ってすごく痛かったし、母乳が与えられない期間、2時間おきに搾乳しなければならないのが辛かったです。

    お医者さんから処方された内服、スプレータイプの鎮痛剤はとても助かりました。

    産後のメンタルヘルスケア

    産後は体の不調と戦う日々、ホルモンバランスの関係もあり精神状態が不安定になります。
    それに加えて、赤ちゃんのお世話で寝れない日々が続きます。

    来客は時間のムダ!

    両親学級でとくに重要視されていたのが、来客を避けるということです。
    特に義両親、親戚など舞い上がって"ふれあい動物園"を期待して訪れる人たちを相手するなということです。
    特に最初の2週間〜1ヶ月は赤ちゃんとの生活リズムを確立するのに大事な期間であり、産後の体がまだ回復していないし一番大変な期間なのでその旨を伝えて出来るだけ控えてもらいましょう。
    個人的には、たとえ両親、義両親であっても母親の心身や状況を無視して赤ちゃん見たさだけに来ようとする自己中心的な人の気持ちを考える必要はないと思います。
    難しいかもしれませんが、きっぱりと断りましょう。


    以上私の出産録でした!